オーラや霊が見える幼少時代
心の傷はどう埋めるか(1)
宜保詠歌霊能者に聞く ④
よく、幼い頃からオーラや霊が見えるという人が、将来、著名なヒーラーになったり、霊能者になったりします。授かった使命をまっとうするために働くことになるわけですが、それまでの生い立ちは、非常に厳しいということが多いのも事実です。そこで、そのような人たちはどのように大成していったのか、そしてもし自分の子どもが、オーラや霊が見えると言い出したらどうするかなどをみていきましょう。
幼少の頃の恐ろしい体験
あるヒーラーの人は、幼い頃にオーラが見える子どもだったそうです。人やモノから出ている虹色のオーラは、色とりどりでキレイと感じていたそうです。しかし、あるとき、大人になWってから、他の人には同じようにオWーラは見えないと知り、大変驚いたといいます。そして、オーラが見えるほどの霊感や感受性の強さから、夜が非常に怖かったそうです。また、オーラは子どもの頃からではなく、成長過程で急に見えるにようになることもあるようです。その場合、そして、オーラが見えるようになった時期と重なって、他にも異次元の存在が色々と見えるようになったという人もいます。
例えば、プラーナという霊気が見えるようになったという人もいます。子どもの中にも、プラーナが見えるので、親に「何で虫みたいなのが浮かんでいるの?」と質問するケースもあるようです。プラーナは、オーラと同様、見えるようになることもあるようです。プラーナが最も見やすいのは、晴天の空だといわれています。晴天の空をじーっと眺めながら、焦点だけを手前のほうにずらしていきます。すると、何か無数の光のようなものがたくさん見えてきます。それが、点滅してやがて消えていきます。その無数の光がどんどん増えていき、消えていくのです。そして、その光はまるで一つ一つが個性を持っているかのように自由に動き、輝いているといわれています。
子どもは見えやすい?
このようなオーラやプラーナなど、すべての人が見えると限らないものは、子どもはかえって見えやすいといわれています。ある保育園の保育士さんのエピソードには驚かされるものがあります。それは子どもたちに、「先生はピンクに見える」と言われることが多いことです。ピンクが好きでピンクのエプロンやアクセサリーなどを身に着けているのであれば、大人でも子どもでもその人の印象は「ピンク」ですが、そうではないそうなのです。普段からピンクのものを特に身に着けているわけではなく、むしろその保育士さんは、ピンク色が嫌いなのだそうです。しかし、多くの保育園の子どもたちが口をそろえて「先生はピンクってイメージだよ」と言われるというのは、驚きです。もしかしたら、子どもたちにはピンクのオーラが見えているのかもしれません。
オーラの中でもピンク色は、愛情があふれているときの人のオーラの色に相当します。特に、感情豊かな人に現れる色だといわれているのです。また、女性らしさと気品のある色ともいわれています。もしかしたら、子どもたちに接しているときには、優しい女性らしい感情が前面に出るため、子どもたちにはピンク色のオーラとして見えるのかもしれません。ある説によれば、子どもは2~3歳頃までの誰でもに、オーラを見る能力が備わっているとのもいわれています。
しかし、自我が発達して言葉をしゃべるようになってくると、それがたちまち見えなくなるという説もあります。人が思い込みで物事を見ているところがあるというのは、本当にそうなのかもしれません。また、子どもにオーラが見えるということは、比較的大きなオーラを放つ大人が近づくと、怖がるということもあるようです。このように、子どもには第六感的な感性が備わっていると予想されるような不思議なできごとが多く起こっています。
深刻な例もある
霊能者が幼少の頃というのは、やはり霊がはっきりと見えたり、霊感が強く、先のことが予測できたりします。そうなると、後日談では笑い話になるのかもしれませんが、子ども時代にそのようなことが起こると、深刻な事態になります。「あの子はちょっと変わっている」「霊が見えるなどといって大丈夫だろうか」という目で見られる可能性があるからです。
また、あるミュージシャンの女性は、幼い頃から霊が見えたり、取り憑かれたりしていたそうで、よくその歌の歌詞にもその霊媒体質の様子が分かるものがあります。しかし、あまりの霊感の強さに、沖縄のユタにみてもらったところ、ユタになるべき人間だと言われたこともあったそうです。それが彼女の場合、歌や歌詞、作曲で浄化されているようなので、これも幼少期の深刻さがいくらかやわらいでいます。
そもそも、霊感が強いからといっても、必ずしも霊能者になれるわけではありません。もちろん、霊能者になる道もありますが、それはまた別の話といわれています。