婚活が上手くいかない
願いを叶える 霊能相談室 ①
霊能者の先生から
数年前からでしたか、結婚の悩みでご相談を受けることが増えています。“結婚難民”という言葉も流行っているそうですが実際、結婚したいが相手がいない、出会いがまったくないと訴える方はとても多く、大半は適齢期を過ぎた方で神頼みをするような感じで鑑定のお電話を掛けてこられます。
結婚相手がいない、見つからないという悩みに対しては、私は基本的に縁結びの祈祷術を施すことで対応しています。大抵の方は祈祷を受けてから数ヶ月以内に、何らかの出会いの運に恵まれるようです。とは言え、結婚というのはご縁の問題ですので、本来、結婚期の運気にない方が結婚を求められても正直、対応が難しい場合もございます。鑑定側の先生にもよりますが、結婚できないという悩みに関しては、霊感や霊視によるアドバイスのみではなかなか解決できないのではないでしょうか。やはり、祈祷術や呪術を行使できる行者系の霊能者に依頼した方が宜しいかと思います。
解決実例
最近、30代半ばの女性のご相談に乗りました。同じ職場に同年代の男性がいて、できればその人とお付き合いをしたい、そして結婚したいという願望を持っておられました。
はじめにその方を霊視したところ、本来持っている結婚の運気をすでに逃がしており、それは27歳からの3年間でした。その方に、その年齢の頃に恋愛の経験はありますかと伺うと、学生時代を含めて10年近く交際した相手がいたが、その相手に新しい恋人ができて破局したという事情を話してくださいました。私の判断では、そのときに交際していた男性が、ご相談者にとっての本来の結婚相手だったはずなのですが、もはや赤い糸のつながりは切れてしまっていました。
世間ではよく結婚相手とは運命の赤い糸で結ばれていると申しますが、この縁の糸は往々にして呆気なく切れてしまうことがあります。決して絶対的なものではないのです。また赤い糸というのは一本ではなく、大抵の方は複数の縁の糸を持って生まれてきています。
こちらのご相談者の場合、一番太い赤い糸の相手、つまりスピリチュアリズムで言うツインソウルと結ばれることには失敗しましたが、あらためて詳しく霊視したところ、他にも数本の赤い糸の縁があることがわかりました。ただ、問題はその糸で結ばれている人が、交際したいと望んでいる男性かどうかということでしたが、相手の男性についても霊視した結果、幸運にも縁のある方であると判明しました。こういう場合、霊能者が介入しなくても自然の成り行きで交際に至ると思われるのですが、一度、赤い糸の縁を逃した経験のある女性でもありますので、念のために縁結びの祈祷を執り行わせていただきました。
最初のご相談から1ヶ月後ほど経った頃、当のご相談者からまた指名され、鑑定をしました。当人のお話ではその後、私の祈祷が功を奏して相手の男性から食事に誘われ、それをきっかけにお付き合いするようになったとのことでした。「このまま、結婚まで進むことができるでしょうか?」と問われましたので、相手の男性の心情透視と未来透視を同時に行いました。相手の男性は遊びではなく、本気でご相談者と交際されているようでした。またその彼自身も「早く結婚して家庭を持ちたい」という願望を強く抱いており、その第一候補としてご相談者のことを考えていました。未来透視でもご相談者のウェディングドレス姿がはっきりと見えましたので、それらのことをお伝えしたところ、大変喜んでいらっしゃいました。そのときの鑑定では、彼の好みや理想とする女性像などについて詳しくお話しし、今後どのように接したらさらに気に入られるのかをアドバイスさせていただきました。
結論を言いますと、このご相談者はその後、無事に相手の男性と結婚することができました。1回目の鑑定から数えて10ヶ月後の出来事でした。当人の口からその報告を受けたときには、私も大変うれしかったです。念のため、結婚生活の未来について霊視してみましたが、特に問題もなく順風満帆という感じでした。初めて霊視した当時に比べて、お2人の霊的な絆が格段に太くなっており、双方のご先祖霊たちも大いに祝福していました。不覚にも私は見落としていたのですが、この男女の間には良い意味での家系因縁があったようで、結ばれることは必然とも言えることだったようです。私の縁結び祈祷は、そこにちょっとした後押しをしたという感じだと思います。
以上、結婚まで順調に進んだ実例をご紹介しましたが、これだけスムーズに事が運ぶ鑑定ケースはあまりないかもしれません。ともかく、霊能鑑定を受けるとこうした事もあるということでお話しさせていだたきました。